アプリを公開してコメントもらえて嬉しかった話
Google Playで公開しているカスタムフォトウォッチで初めてコメントをもらいました。
英語でのコメントだったのですが、「12時間表示のオプションが欲しい」っていう内容でした。
おそらく私は、単にそれだけのコメントでも嬉しかったと思います。自分で作ったものに対して反応がもらえるっていうのは、それだけでうれしいのです。
しかし今回のコメントはさらに嬉しい要素がありました。「12時間表示が必要だからアンインストールしたけど、時刻や日付の色やサイズを変えれるのはとてもいい」と褒めてくれていました。
英語でのコメントでしたけど、褒めてくれてるっぽくてテンションが上りました。
つたない英語力とGoogle Translateの力を借りつつ、コメントくれた人とメッセージのやり取りしました。思えば生まれて初めて海外の人とコミュニケーションした気がします。
今回の話は「単に嬉しかった」だけに終わりません。実はいい勉強にもなりました。それは12時間表示についてです。
今回もらったコメントに対して、さっそく12時間表示への対応を行いました。スマホの時刻設定で12時間表示にしている場合、wear側での表示を12時間表示にするようにしたのです。12時になったら0時と表示するようにしたわけです。
しかしコメントをくれた方とのやりとりの中で、「うちの国では0時は深夜の0時(24時)を意味するんだ」ということを言われました。
カスタムフォトウォッチでは日付の表示方法についてはいろいろなパターンを提供するようにしていました。海外では月/日ではなく、日/月と表示する場合もあることは知っていたからです。
しかし時刻の表示についても似たような問題があることを、ここにきて初めて知りました。
アプリの海外対応は、文字面だけを英語にするだけではないのだなと、とてもいい勉強になりました。
アプリを公開するにあたって、「こんな機能も要るかな」とかいろいろ迷ったりもしました。色の選択肢はもっと増やしたほうがいいのかとか、デザインはこれでいいのかとか。
それでも最終的には「ぐだぐだ考えるの面倒くさくなったからもういいや」でアプリを公開しました。いつまでたっても公開できる気がしないし、何のリアクションももらえない状態で開発するのもモチベーションが保てなかったのです。
全てのユーザが今回の方のように丁寧なレビューをくれるとは限りません。それどころか「何やねんこの糞アプリ」みたいなコメントが寄せられるかもしれません。が、それでも公開しなければ何の反応ももらえません。
作るところまで作ったら、後は利用者の反応を見ながら開発するっていうのもいいのかもしれません。
コメント付きレビューをもらえたのが初めてだったので、なんか無性に嬉しかったっていう話でした。